ナルマヨ日和づくし/top
《ナルマヨ日和》 お題
「オンブ」
■前置き■→ お互いにあんまり恋愛を意識してない二人、のつもりが、いつの間にかだいぶ
「なるほどくん→真宵ちゃん」に…。ちょっと情けないなるほどくんですみません。
気づいたらなんだか、予定よりも相当長くなってしまってます…。
「さあさあ、なるほどくん…いっちょやるよ! かかっといで!」 「…………いや、そう言われても。」 ぼくに背中を向けて立っている真宵ちゃんの手は、彼女の腰の方から後ろ手にこちらに伸ばされている。首でだけ振り返ってはりきった顔で待たれても、可愛く手首を振って手招きされても、どうしようもない。 無理だ。それは無理ってもんだ。 「何いってんの! なるほどくんがしてほしいっていうからでしょ!ほらほら、さっさと乗る!」 「言ってないだろ! ……だいいち、無理だから、どう考えても。」 「そんなの、やってみなきゃわかんないよ!」 「わかるよ!」 ついつい声のボリュームが上がる。 「……真宵ちゃんがぼくをオンブなんて、できるわけないだろっ!」 ことの始まりはこうだ。 いつだったか忘れたけれど、以前、妙に幅広いようなだけど見慣れたような顔ぶれで、動物園に行ったことがあった。まず、そのときのことが話題になった。 初めて動物園に来た春美ちゃん、彼女が楽しみにしていた目当ての動物は人だかりの向こうで、どんなにぴょこぴょこ跳ねても彼女の背では見えなかったらしい。 そこでしゅんとしていた春美ちゃんに、一緒に来ていたイトノコ刑事が気がついてめずらしく気の利いた行動をした。 「そういうときは……これッス!」 そう言って彼女を軽々と肩車してみせた。 春美ちゃんは誰かに肩車をしてもらったのは初めてだったらしく、丁寧な物腰のまま、だけどもとってもはしゃいでいて、ぼくもちょっと驚いた。そして帰る頃には疲れて眠ってしまった春美ちゃんを、イトノコ刑事は今度は背中におぶってくれた。 その様子を見た真宵ちゃんは、しばらく黙り込んだかと思えば、突然「足が疲れた」と騒いで、ぼくにオンブをせがんできた。 「子どもかよ!」とも思ったし、その日のぼくは大荷物を持たされて正直ヘトヘトだったのだけど、つい承諾してしまった。 あの日の真宵ちゃんが、イトノコ刑事に肩車されている春美ちゃんを、(あまり表に出さないようにしていたつもりみたいだけど、)ものすごくうらやましそうに見ていたことに、うすうす気がついていたから。 まあ、思った以上に大変で、その決断を数分後には後悔したりもしたけど。 真宵ちゃんは平均に比べればおそらく軽い方とはいえ、人の体は重いものだと、それにそういえば荷物なんかでも長い時間持ち続けるとだんだん重みを増すものだったな、と改めて思ったりもした。 けれども、顔は見えなかったけれど背中越しに満足そうな態度で話しかけてくる彼女に、まあいいか、と思ったのも事実だ。 そんなわけで、ぼくとしてはそれなりに苦労したそれなりに思い入れのある出来事だったわけだけど。 でもそんなぼくのオンブを忘れたかのように、事務所のソファでくつろぐ真宵ちゃんはあの日の春美ちゃんたちを思い出しては何度も羨ましがっていた。そんな彼女の態度に、ぼくは少なからず不機嫌になる。 「いいなあ、はみちゃん…、あたしもさ、正直いって、ちょっと、うらやましかったよ。」 「………いいだろ、別に。真宵ちゃんだってオンブしてもらったじゃないか。……ぼくに。」 ぼくの不機嫌さに気づいていないらしい真宵ちゃんは、「わかってないなあ」という態度で目を閉じて大げさに首を振った。 「いやあ……でもやっぱりね、オンブと肩車じゃ違うでしょ、もう全然。だから羨ましいよー」 「言っとくけど、しないぞ、肩車は。」 ……というか、できないと思うし。 「……わかってるよ。だから羨ましいな、って言ってるんじゃない。 だってあたし…肩車、してもらったことないんだもん。」 「……やっぱり、そうなんだ。」 ちょっぴり寂しそうな顔して打ち明けられて、こっちの胸までちょっぴり痛んだ。肩車の思い出がないことを寂しがる彼女に対して、さっきまでの自分は大人げない態度だったかもな、とそう思う。 だけど思った矢先に戻ってきた返事に、さっきまでのいらだちも戻ってくる。 「うん。まあ、それはいいんだけどさ。今更しかたないもん。 ……あー、でもやっぱり、目の当たりにすると憧れちゃうねー。くー! あたしがもっと若ければなあ……はあぁ……」 ……なんだか、全然『それはいいんだけど』、に聞こえないんだけど。 「……あのさ、真宵ちゃん」 「なに?」 「たしかに肩車はできなかったし、……ちょっとさすがに、できないだろうけどさ。 でも、だからかわりに、オンブしただろ?」 「まあ、それはそうだけどさ。」 「もうちょっとくらい、感謝してくれてもいいと思うんだけど」 「してるよ! 失礼だなーなるほどくんは!」 「……どうだか」 すねるぼくに、真宵ちゃんも怒り出す。 「もう! なにいじけてんの? でもやっぱりオンブはオンブ、肩車とは違うんだから、しかたないでしょ!」 「そういうけどさ、真宵ちゃん。オンブだって一苦労なんだぞ!」 「なによ! そんなことで怒るなんて、なるほどくん… ちょっと度量ってもんが、狭いんじゃない?」 「え。」 「男はもっと大きくどーんとかまえてないと! あのときのイトノコさんみたいにね!」 ……今のぼくの状態じゃ否定できないけど、そう言われたらちょっと、いろいろとショックだった。 いや、でも、だって。だってそもそも、きみが。 「……真宵ちゃんが、オンブしかしてもらえなかったって、 いつまでもガッカリしてるからだろ?」 それを聞いた真宵ちゃんの目は大きく見開いて、あきれたといわんばかりに口まで大きく開けてしばらくぱくぱくした後に、叫ぶように反論する。 「ひどいよ! なるほどくん… ……ガッカリなんか、してなかったのに」 そう言って真宵ちゃんは泣きそうな顔になってしまった。予想しない反応を返されてぼくは慌てた。てっきり「だって、肩車がよかったんだもん」と、今までのノリで返されると思ったのに。 「……う。……ご、ごめん真宵ちゃん。違うんだ、その…」 うろたえるぼくに、上目遣いで真宵ちゃんは睨む。 「……何が違うの?」 「その……」 言えるもんか。 肩車を羨ましがる真宵ちゃんが、あの日のイトノコ刑事に憧れているように見えて。 オンブしただけのぼくじゃ負けたような気がして、悔しいなんて。 そんなこと、言えるわけない。 まるでヤキモチみたいじゃないか。 『まるで』、でもなんでもないことを自覚しつつ、ぼくはそれになんとなく目をつぶる。かわりにしどろもどろ、別の言い訳をひねり出す。 「いや、その……真宵ちゃんが、 まるでオンブなら楽々できるように思ってるんじゃいないかって思えて… その、人の苦労も知らずに…ってさ、ちょっとムッときちゃったんだよ。 …そう、そういうわけ。」 つい自分にも言い聞かせる。嘘は言ってない。たぶん。 そんなぼくの言葉に、まだ不満げな顔のまま真宵ちゃんが口を開く。 「……あたしだって、オンブしたことくらいあるよ。はみちゃんとか」 「いや、でもさ。重さが違うだろ。」 「あたしくらいの重さでそんなにグチグチいうなんて、情けないなあ」 真宵ちゃんはあきれたようにため息をつく。その態度はいつもの彼女の様子に戻ったように見えて、ぼくは安心した。 「そういうけどさ、いくら真宵ちゃんが軽い方でも、重いもんは重いよ」 「……わかった。」 「え。」 安心したのと、微妙にずれてる気がする返答に、ぼくがとぼけた顔で頭にハテナを浮かべていると、真宵ちゃんがとんでもないことを言い出した。 「今度はあたしがなるほどくんをオンブするよ! ……それでおあいこだからね!」 …………彼女の突拍子のないことはいつものことだけど。 あんまりに無茶な、にんまり笑った彼女のその言葉を、ぼくが正しく理解するにはかなりの時間がかかった。 |
そんなわけで今、さっきまで真面目に仕事をするつもりだった机から立たされたぼくの目の前で、真宵ちゃんはオンブ準備を万全にしていた。 「……もう! 往生際悪いなあ…。なるほどくんが言い出したんだからね。 ほらほら、さっさと乗る!」 「いやいやいや、だから言ってないし。 というより、無理だよ! …どう考えても。 真宵ちゃんつぶしちゃうだろ!」 「ふっふっふ。いつまでも真宵ちゃんを甘く見てちゃ困るよ? こう見えてもあたし、見た目より怪力なんだからね! 男の子おぶったことなんて前にもあるっての!」 「……それ、いつの話?」 「うーん、……小学校の…あれは何年生だったかな? だけどあの頃の真宵ちゃんはもう、ちょっとすごかったよ! 当時クラスで人気だった男子をまんまと背負ってめがね合戦を…」 「待った!」 勢いよく過去の栄光を話そうとする真宵ちゃんを早めに制す。 「小学生男子と、一緒にするなよ…。よく考えてごらんよ。体格差からして、無理だろ…」 「無理無理いってないで、まずはやってみる! ……なんてこと、学校の先生なんかによく言われなかった?」 後ろ向きだった真宵ちゃんは振り返ってぼくを指差す。 「そんな《石橋を叩いて渡る》、みたいな慎重さ…… なるほどくんらしくないよ!」 「たしかに、焼け落ちた橋だって渡れる気だったからね。 ………いやいやいや、それとこれとは話が違うし」 なんとかしてぼくを丸め込こもうとする真宵ちゃんの攻勢を、つい納得しつつ必死ででかわす。すると真宵ちゃんが、とうとう業を煮やした。 「もう! しかたないなあ…」 そう言ってすたすたこっちに歩いてきたかと思ったら、彼女はぼくの腕をおもむろに掴む。 「え。」 まさか、と思っているうちに、たしかに自己申告どおりに見た目より怪力だった真宵ちゃんは、「よいしょ!」とぼくの腕を持ち上げ、その状態で振り返り、腕をつかんだまま懐に入ってくる。 「ちょっ……ま、真宵ちゃん!?」 「『言うこときかないオトコには、 どんな手をつかってでも実力行使』……、倉院の里の、暗黙の掟だよ!」 (恐ェ!) と思わず心で叫ぶ。そんな暗黙の了解は知りたくない。 そういえば今の状態はまるで背負い投げでもしそうな体勢だ。そういえば千尋さんは剣道をたしなんでいたっけ、と思い出す。そうなると真宵ちゃんが柔道あたり習っていても不思議はないか……なんて、驚きすぎてあまり回らなくなった頭は、妙に呑気な分析をしてしまう。 でもさすがに、女の子に投げられるのはかっこわるいな。 なんて考えていたら、懐の真宵ちゃんは更に火事場の力をひねり出そうと、深呼吸をはじめた。その様子にぼくは「そっか、そういえばオンブだったか」と思い出し、投げられないで済みそうなことにホッとしたことで一瞬冷静になって、今度はまた、別の意味で慌てる。 ぼくの顔のすぐ下に、彼女の奇妙なお団子頭。 ぼくのすぐそばから、彼女の香りや息遣い。 ぼくの胸からお腹から、いろいろと密着している真宵ちゃんの体。 密着した体は背中ごしでも、服の上からでも体温を奪い合う、そして伝わる彼女の温度。 意識してはまずいところにどんどん意識がいって、頭がまわらなくなる。 まずい。ぜったいにまずい。 そういえば前のオンブのときだって、さすがにちょっと意識してしまっていたんだと思い出してしまう。 あのとき、真宵ちゃんなりの気遣いはあったようで、胸元は離して乗ってくれていたけど、それでも背中の重みに、暖かさに。 (ちいちゃんには、オンブしてあげたことあったっけ) なんて昔のことが思い起こされて。 そうしたら、ふと、真宵ちゃんを助手というより女の子として意識している自分に気づいてしまった。 せっかく気づかないふりを、無意識でしてたのに。 「…よっこらしょっ!」 真宵ちゃんの掛け声が聞こえて、ぐるぐる回っていた意識が戻る。彼女はぼくの腕をつかまえたまま前のめりになって、ぼくを持ち上げようとしはじめた。 主にお腹の方から押される力に、まさか、と心でつぶやく。いい年したオトコが、こんな小さい女の子にオンブされちゃうなんて、『オトコの面目丸つぶれ』じゃないか。 ……だけど、あんなとんでもない掟がある里の、綾里の女性ならできてしまうのかもしれない。 なんて、不安とある種の期待を混ぜながら、つい様子を見守る。すると。 少しだけ体が浮いた。 そんな気がしたけれども、実際浮いたのはぼくのかかとまでで、ぼくの足先が地面から離れることはなかった。ぼくの下でというか懐の中で、真宵ちゃんはうんうんうなり続けるが、それは変わらない。しばらくして懐からの圧力がぐんと減って、ぼくのかかとも地面に戻る。腕を離さないあたり、まだあきらめていないようだけど、どうやらひとまず休憩のようだ。 やっぱり…、体格の差は大きいよな。 と、なんとかオトコの面目丸つぶれからは免れたようで、正直ホッとした。 そんなぼくに、真宵ちゃんがうめき声で話しかける。 「…ちょっと、なるほどくん……もうちょっと、協力してよぉ…」 苦しそうに漏れる彼女の声がなんだか艶かしい。ことにもなるべく気づかなかった振りをしてぼくは答える。これ以上目のやりば、じゃなくて耳の置き場にまで悩んでたまるか。 「いや、だってぼく、そもそも乗り気じゃないし。 ……それに協力って、たとえば?」 本気で思い当たらず、つい聞いてみると、真宵ちゃんは気合いを搾り出して大きな声で答えた。 「足を! 上げる!」 「ムチャいうなよ! 真宵ちゃんつぶれるだろ!」 つられて大声で即答するぼくに負けじと、真宵ちゃんはもう一度ぼくの腕に力をこめて更に言い募る。 「だってあたしの身長じゃ、これ以上持ち上げられないもん! だからなるほどくん自らが足を…」 「上げないぞ!」 「なるほどくんのケチ!」 「そういう問題じゃないだろ! そんなことしたら危ないって…絶対真宵ちゃんつぶれるって!」 それはさすがに確信があった。 もしかしたら一瞬は持ち上がるかもしれないけど、でもたぶんすぐによろめくだろう。さっきかかとを持ち上げられたときの印象で、それくらいのことは認識できた。 そんな状態で無理に持ち上げて、よろめいて怪我とか、もしくはぎっくり腰とか、そんな風になられても困る。だからぼくは、いくら真宵ちゃんにせがまれても、さすがに自分から足をあげて彼女に乗っかる気にはとてもなれなかった。 だけども彼女はぼくを離そうとしない。困った。 ……本当は、うすうす気づいてることがある。 ぼくはいつだって、この状態から逃げ出すことはできる。本当にこの状態から免れたいなら、彼女に怪我をさせたくないなら、さっさと。 彼女につかまれているこの腕を、強引に振りほどいてしまえばいい。 それはたぶん、今の状態を続けるよりも簡単なことだ。自分でもそう思う。 だけど、それもできないでいた。なんとなく。 もしかしたらぼくは。 もう少し、できるだけ長く、彼女のぬくもりに甘えていたいのかもしれない。 「……平気だもん! …もういいよ」 尚も反論する真宵ちゃんに、やれやれと思うと同時に彼女の息遣いが聞こえる。 これは、もしかして。さっきの、力を込める前の… 「よいしょぉっ!」 予想どおりに真宵ちゃんの掛け声が聞こえた。 けれども今度は、前のめりになるときに腕の力が足りなかったようで。 「わ!」 驚いた声が重なる。つかまれていた腕が突然すっぽ抜けたことで少し体勢を崩すぼくの目の前で、もっと派手によろめきつつ、なんとか持ち直そうと踏ん張る後ろ姿があった。それでも間に合わなかったらしく倒れそうになる彼女に、ようやくぼくの腕は追いついた。彼女の腕をひっぱって、こちらに抱き寄せる。 「ふうーーーー……間に合った…」 なんとか、彼女を転ばせないで済んだことに、思わず声にあげるほど大きい安堵のため息をついた。 「だから危ないって言っただろ?」 「それはなるほどくんが協力してくれなかったからでしょ!」とでも返ってくるのを予想した問いかけだったのに、目の前の真宵ちゃんの後ろ頭は動かなかった。 「真宵ちゃん? もしかして、どこか痛めた?」 後ろ頭がぶるぶると横に振られる。くくられた髪の毛が弾んでちょっとおかしかった。安心したぼくは自然と顔が緩む。 真宵ちゃんの背中から、ぼくの腕が彼女に回されている。さっきとよく似てる体勢なのに、自分から抱きしめるとなんか違うな、と思う。 そうしてようやく、今の体勢が思いっきり真宵ちゃんを抱きしめてる状態なのに気づいて、真宵ちゃんの無言の理由がわかって、今更ながら汗まみれな顔になる。すると小さく笑うような声が聞こえた。 「……これじゃ『だっこ』だよ、なるほどくん。」 「……そうだね。」 ようやく口を開いた真宵ちゃんの耳は、よく見ると赤い。そしてなんだか、さっきより熱っぽい。 まいったな。 離したくないな、なんて思って。真宵ちゃんからそれを言い出すのを待ってみる。 だけど真宵ちゃんもなかなかしゃべろうとしない。困ったな。 緊張で呼吸が早まったり、だけども妙にホッと落ち着いたり、せわしなく感情が揺れ動く。 真宵ちゃんを好きだと認めたくないのは、いろいろと理由がある。 昔の恋にやぶれたときに「もう恋愛なんてしない」と誓ったとか。 今の関係を崩したくないとか。 失うのが恐いとか。 なんだか、女々しい理由ばっかりだ、と自分にあきれる。 しだいにぼくは観念して、彼女に伝えたい言葉を考える。 うまく思いつかなくて悩む。行き当たりばったりな弁護は得意なのにな。 そういえば自分から告白したことなんてなかったな、と気づく。 まったく情けないんだな、ぼくって。 そう思って、ちょっと落ち込む。 だけどもなんだか、ばかみたいに浮かれていた。 <end> |
■言い訳コメント■ 当初の予定では、 「ぼくの苦労も知らないで… たまには真宵ちゃんが、ぼくをオンブしてみればいいんだよ!」 「……わかった。 やってやろうじゃない!」 「……………え。」 という感じで、 「真宵ちゃんが頑張ってなるほどくんをオンブしてみようとする」 「それで結果的に二人がお互いを意識したりする」 ってだけの話だったんですが…。 いろいろ設定がつきすぎました。 楽しすぎてどんどん脱線しました。すみません。 いろいろツッコミどころ多くてすみません。 でもともかく、二人が大好きです。 (以下、更に追記) 上記のコメントはいつも以上に慌てていたので、 書く予定だった「動物園話の元ネタ」のことまで見事に忘れてました。 上の話に出てくる「みんなで動物園にいった」話は、 『なるほど逆転裁判!』に載ってた絵のイメージでした。 あのイトノコさんに肩車されているはみちゃんが、可愛くてですね…! そして今更ながら、ナルマヨの体格差なら… 肩車もできそうといえばできそうですかね…。なんて…。 書いてる途中で思いましたが、でも「できない」という先入観で もうだいぶ書き進めちゃってたので、あきらめました。 あと、「おんぶにだっこ」というタイトルは実は咄嗟に思いついてつけたのですが、どちらかというとそのまま言葉どおり「おんぶ」と「だっこ」のつもりでした。 つなげて言うと、「全部人任せにして、一方的に頼りきり」というあまりいい意味でない言葉なんですね。あまり気づいてませんでした。 でもなるほどくん視点なせいで、一方的にも見えるので、「一方的になんでも甘えっぱなし」な意味でも通るかなという気も。 逆に実際のゲーム中の真宵ちゃんからすると、財布の中身はわりとなるほどくんに一方的に甘えっぱなし…なイメージです(笑)。 ナルマヨ日和づくし/top |
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<テキスト 2008/02/07>