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●8題目『水の中』
水の中
「乙姫のお嬢の小姫ちゃん」

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 とある高校生(中学生でも可)浦島次郎くんが不思議な飴でタイムスリップ。
目覚めると可愛いけど妙に時代錯誤な格好をした同い年くらいの女の子がいた。
 話によると彼女はどうやらあの「浦島太郎」の妹らしい。
兄が釣りから帰らず行方知れずになって既に5年が経ち、母親は亡くなった。
親戚の家に嫁入りが決まっているが、期限付きで許しを得ていまだ兄を探し続けている。
母親に約束したとおりに兄を母に会わすことはもう叶わなくとも、
せめて母親に線香くらいあげさせなきゃ気分的に喪を明けられないとか。

 半信半疑だった次郎くんだけど、女の子の力になりたくて、
とりあえず亀をいじめてる子どもをでっちあげて亀に恩を売る。
そうすると本当にあっさり親亀が恩返しに来て竜宮城に連れて行ってくれた。
二人は鯛やヒラメ部隊やお茶汲み部隊に混じって太郎と乙姫のいる宴会場へ。
そこにはぐでんぐでんの太郎がいて、ろくに話もできない状況。
こりゃダメだとあきらめて、何故か乙姫コレクションの中に
キテ○ツのタイムマシン(名前忘れました)のような乗り物を見つけていた二人はむしろ300年後に先回りすることへ・・・

とかそんな話を考えてたのですが、どうも予想より長い話になってしまって、
もっと短くするにはとか、わかりやすいキャラ設定にするには、と
いろいろ設定変えまくってるうちに、なんだか全然違う話になって・・・。
その過程で出てきた小姫ちゃんです。乙姫の娘のつもりだけどホントかどうかは定かでない。
ちなみに小姫ちゃんの住む小竜宮は一日で1年程度という、
竜宮城の100年に比べたらかなり可愛いもんです。玉手箱の威力も可愛いもんです。
とかいろいろ設定練ってたら楽しくなったのですが、
短くまとめようとした意図とはまたどんどんかけ離れていくのでした・・・。

ちなみに「こひめ」ちゃんです。アクセントは「こ」にお願いします(笑)。
そういえばこの絵、めずらしく色つけてみましたが・・・
なんだか単色にした方がいい雰囲気でした。配色が行き当たりばったりすぎたのかも・・・。

デザイン途中では「やけに具体的に見たことのあるキャラだなこれ・・・」という子になりました・・・。
それがジャンヌ(神風怪盗)と気づくまでにかなりの時間を要しましたが(笑)。
りぼん、けっこういつまでも買ってたんですけどね・・・
矢沢あいの『下弦の月』や小花美穂の『パートナー』の連載終わってから買わなくなって
今では立ち読みもしてませんが・・・(できない店増えちゃって)。ちょっぴり懐かしくなりました。

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ちょっとだけアップ
水の中
目元の化粧と二つのわっかがある髪型をぜひ入れたかったのです。

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